
A.K.
2025年4月20日
《イエス・キリ ストを死からよみがえらせた”復活の命の力”》
ヘブル2:14−15
1コリント6:14, 15:3-5, 54
1) メッセージのサマリー
イエス・キリストが十字架にかけられたということは、旧約聖書の預言が事実として成就した出来事であり、「罪と死の法則」に支配されて滅びる私たちの罪を赦し救い出すために、神様に捧げられた「贖いの犠牲」である。そして何より大事なことは、イエス・キリストが十字架の死から三日目に蘇られたことによって、神様の与えられる“復活の命の力”が、悪魔の持つ“死の力”を打ち破りその支配を無としたということである。イエス・キリストを信じて救われ“永遠のいのち”を持つ私たちキリスト者も、その“復活の命の力”の流れの中に身を置く選択をするとき、すべての「死ぬもの」の支配から解放されることができる。そして、全ての領域で“生きる力”を得て、“逆転勝利=喪失を超えた回復・やり直し”という恵みを受け取る“地上の人生”を歩むことができる。
2) インスピレーション&アプリケーション
復活祭をお祝いする理由は、十字架の死から三日目に蘇られたイエス・キリストが、“死の力”を打ち破ったということ。その“復活の命の力”が、現代を生きる私たちキリスト者にも注がれており、その力を取り込んで生きていくことができるということである。目の前にやってくる失敗、災害、悪意、想定外のこと、それらのことで私たちが失ったと悲しむもの、得られなかったと悔やむものは、全て朽ち果ててゆくものである。悪魔はそのことを通して、私たちを失望させ、復活できないと思い込ませようとする。しかし、私たちはどこからでもどんな状況からもやり直し立ち上がることができる。そして価値あることのために生き抜いていくことができる。この“復活の命の力”の流れに身を置くことできる恵みへのが、復活祭を祝う意味なのである。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
もうダメだと思うときにこそ “復活の命の力”にゆだねる。
恐れや絶望から解き放たれ、再び立ち上がる力が注がれる。