
A.K.
2025年2月9日
『“神の家”に宿る祝福』
ヘブル3 : 4-6
イザヤ32:17−18
1) メッセージのサマリー
神様を唯一の“主=支配者”として神様に献げられた“家・いえ”は、神様の祝福がそこに宿り、その守りの盾の中に置かれたキリスト者が、さまざまな恵みを世に証しする“神の家”となる。また、“神の義(神の御前に正しいこと)”が「平和と平穏と信頼」を作り出し、“神の義”によって建てられた“神の家”には“平和・安全・憩い”がもたらされ、“神の家”はそこに住む“神の民”の「安らかな憩いの住まい」となって“地上の人生”を生き抜く砦となる。“平和・安全・憩い”が宿る“神の家”に住み次世代へと受け継がせるためには
a. 神様だけを唯一の“主”としてその支配下に身を置き、神様の御教えに従って“家・いえ”を建て上げ、
b. 神様が授けてくださる“平和・安全・憩い”を土台として、健全な“神の家族”を形成し、
c. 家族それぞれが助け合いながら託された“良い働き”に忠実に取り組み、その中で実を結ぶ“神の恵み”を人々への証とする、選択・決断・実行が必要である。
平和:お互いを傷つけ合う争いがない状態
平穏:静かで平安な状態が保たれていること
信頼:お互いに敬意を払い尊重し合っていること
2) インスピレーション&アプリケーション
神の家は「平和な住まい、安全な家、安らかないこいの場」であり、そこに住まうことは“神の民”の特権である。この「平和・安全・憩い」は神様がもたらしてくださるものであるが、次世代へと代々受け継がせる者として、私たち自身の選択と行動によって作り上げていくものだということもまた真実である。それは“神の義”つまり神様の御前に「正しい」こと(永遠のいのちを受け取り、自己中心をやめて神中心に生きる決断と実行をし、できないときには悔い改めて赦されること)を積み重ねること、なのである。この“神の義”が作り出すものが、神の家にもたらされる「平和・平穏・信頼」である。私自身も、我が家を献堂した日のことを思い出し、健全な神の家族の形成と次世代への継承のため、心新たに、託されたことを実践していきたいと思わされた。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
“神の義”を求める 者たちの“神の家”は
“神の家族”の安らかな憩いの住まいとなり、
次世代へと確かに受け継がれてゆく。