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日本社会の中をキリスト者として正しく生きる<7>

A.K.

2023年6月18日

《“世・よ”の力と正しく向き合う》

詩篇44:3-7

1)   メッセージのサマリー

わずか80年前、国家権力に屈服した教会は日本基督教団に統合されて偶像礼拝を行い、政府の力に対抗したキリスト者たちは逮捕・投獄される「迫害の時代」が確かに存在した。21世紀の現在も、私たちキリスト者は、いつ牙を剥くかもしれない「“世・よ”の力」に取り囲まれており、必然的にその力と対峙することが起こりえる。そのような「“世・よ”の力」を押し返し、備えられた勝利を得るためには、自らが“世・よ”にあって身につけた「我力」によって立ち向かうのではなく、「神の力」により頼むことが必要である。そうすれば、どんな力に囲まれたとしても、整えられた器に「神の力」が注がれ、与えられた「弓と剣」をふさわしく用いて、するべきことをなしてゆくことができる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

李師が体験された証を締めくくる「こんな大きな力に立ち向かっていっても大丈夫だろうか、というところでも、神様は勝利させてくださる」の一言に、非常に励まされた。大きな力を目の前にすると、「私は無力である」という諦めが先にきてしまいそうだが、自分たちだけで戦うのではなく、私たちを通して神様が戦われるという真実を知れば、それだけで百人力を得る。大きく見えた力も、立ち向かえるものとなり、するべきことをなす勇気が湧いてくる。そしてその時に私たちが願う形での勝利がなされないとしても、後に必ず神様が勝利を明らかにしてくださることもよく理解できた。何においても「神の力」に頼ること、その霊性を日々整えておくことが重要である。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

世の力が立ちはだかったとしても 自分ではなく神の力に頼る者は、

強められてするべきことをなし、真の勝利を手にすることができる。

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