
A.K.
2025年10月12日
《Scripture99:『しかし、エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、そのときには、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。』ルカ21:20》
ルカ21:20-28
1) メッセージのサマリー
神様のご計画の終着点である“終わりの時”までの行程には、その流れの進展を示すいくつかの“しるし”が定められており、人間の歴史はその流れに従って進んでいる。イスラム教の“岩のドーム”のある場所に第三神殿が建設されることが“世の終わり”に向かう“しるし”と考えられており、中東情勢から今はその前段階であることが窺える。キリスト者はいつの時代でも、その流れの中の“この時代”を担うために置かれている存在であり、一人ひとりがその中で果たすべき“役割<使命>”を与えられている。そして、ありえないと思えることが日常生活に実際に起こるときにも、“この時代のキリスト者”として置かれた私たちは、“自分の世界”に閉じこもり神様から託された“役割<使命>”から身を避けることなく、神様だけに信頼して勇気を持って立ち、毅然として「するべきことをする者」とならなければならない。
2) インスピレーション&アプリケーション
中東情勢は遠い地域での出来事であり、現代日本に住む私たちには関係のないこと。これこそが「日常性バイアス」によって生きる「半径1メートルの世界」である。歴史的事実として聖書の預言が成就してきたこと、これからも神様のご計画が成就し続けていくことを自分ごととして向き合い、その上で、この時代のバトンを握る私たちが神様から託された役割を受け取りなしていこうとすることが重要である。そのために「あれもこれもしなきゃ」という備えモードに入るのではなく、御心につながる一部として自分が託された“分”を悟って、霊性を整えておく。そして、どのような状況にあろうとも、毅然としてその“分”に取り組む。半径1メートル以内の世界も、それ以外の世界も私たちは心配しなくて良い。神様が私たちを守り、全ての責任を負ってくださるのだから。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
閉じこもっていた世界から這い出して
この時代この私にゆだねられたバトンを握りひた走る
ゴールに向かう御心が次世代へと繋がれていく