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〜聖書「重要聖句」講解<95>〜

A.K.

2025年9月14日

《Scripture95:『私の財産の半分を貧しい人たちに施します。また、だれからでも、私がだまし取った物は、四倍にして返します。』ルカ19:8》

ルカ19:1-10

1)   メッセージのサマリー

イエス・キリストは、罪人であることを自覚し熱心に神様を求めていたザアカイの名を呼び、“罪人・取税人のかしら”であり社会的に阻害された存在であったザアカイの家に泊まるという特別な対応をされた。この“特別な対応”によって“たましいの必要”が満たされたザアカイは、大喜びでイエス・キリストを家に迎え(神様を“自分の世界”の中心とする選択をし)、モーセの律法以上の要求以上の償いである“新しい行動”を実践した。このザアカイの“新しい生き方”の実践は、“救いを受けた者”の印であると、イエス・キリストは教えられた。このように神様との“真の出会い”によって自らの“たましいの必要”を満たされた者たちは、“古い世界観”を刷新して、神様を“自分の世界”の中心とする“新しい世界観”を構築することができる。そのような“新しい世界観”に基づく“新しい自分の世界”を創り上げるためには、【“自己中心”⇨“神中心”】の“新しい価値基準”に従った“新しい行動の実践”を積み上げてゆかなければならない。


2)   インスピレーション&アプリケーション

「イエス様とザアカイとのやりとりの間に、救いとはどういうものか、救いの後どのようにライフスタイルを変えることができるのか、そのエッセンスが凝縮されている」というのはその通りであった。罪人である自分を自覚し、神様を懸命に探し求めるならば、私たち一人ひとりの名前とそのたましいの必要をよくご存知であられる神様が、私たちの名を呼び特別な対応をもってその必要を十分に完全な形で満たしてくださる。そして、たましいの必要を満たされた者は喜びに満ち溢れ、神様を自分の世界の中心にお迎えすることを選ぶ。さらには、これまで大事だと思っていたものへのこだわりを捨て、神様が喜ばれることという新しい基準により、全く新しい行動を実践することができるようになる。この行動の実践の積み重ねにより、新しい地上の人生が展開していくのである。私もザアカイのように名を呼ばれ特別に取り扱われていることを思い出し、新しい行動を積み重ねて生きる人生を歩み続けたいと思った。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

私の名を呼び、特別に取り扱ってくださる神様。

その愛に応えて積み重ねる新しい行動が

私の人生を全く新しいものに変えてゆく。

© イエス・キリスト誠心教会

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