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〜聖書「重要聖句」講解<90>〜

A.K.

2025年8月10日

《Scripture90:『私たちとおまえたちの間には、大きな淵があります。ここからそちらへ渡ろうとしても、渡れないし、そこからこちらへ越えて来ることもできないのです。』ルカ16:26》

ルカ16:19-31
エペソ4:8-9
ピリピ1:23

1)   メッセージのサマリー

人はそれぞれが行くべき“死後の世界”がはっきりと分別される。それは、それぞれの“地上の人生”を生きる間での”選択・決断・実行”にかかっていて、“死後の世界”でそれを変更することはできない。“神の国の福音”を信じて“永遠のいのち”を受けていない者たちは、死後に「ハデス・よみの苦しみの場所」にとどめ置かれ、最終的な裁きを受けた後に「ゲヘナ・地獄」に落とされ永遠の滅びに至る。私たちキリスト者は、聖書の教える“死後の世界”を正しく理解して、“世・よ”の人々が“正しい行き先”を選択できるように“神の国の福音”を伝えていかなければならない。


2)   インスピレーション&アプリケーション

まだ創造主なる神を信じていない人たちも、キリスト者に移ることで“死後の世界”のルートも移される。“死後の世界”を語るとき、未信者に恐怖を与える厳しいものではないかと思うこともあるが、自身の選択によってルートが決まるという真実は、やはりGood Newsである。あらかじめ決められたものでもなく、自分の善行・悪行によってのみ決まるのでもなく、「イエス・キリストを信じた者は、神様によって“滅び”から救い出されて、“永遠のいのち”を与えられる」のである。私たちの選択は、創造主なる神様のご支配に身を置き、自己中心(罪)を悔い改め、キリストの十字架によって赦されて神中心に移され、みことばを守って生きることを選び続けていくことである。できないときには、悔い改めて赦されることを繰り返せるのである。選択のときは人によって異なり、神様が“死後の世界”と向き合うそのときを必ず備えてくださる。そのときに、目の前の人にわかりやすく福音を伝えられるように、祈り準備しておくことが私たちの重要な務めである。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

永遠の滅びから永遠のいのちへ。

その選択権は私たちの手の中にある。

© イエス・キリスト誠心教会

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