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〜聖書「重要聖句」講解<85>〜

A.K.

2025年7月6日

《Scripture85:『塩は良いものですが、もしその塩が塩けをなくしたら、何によってそれに味をつけるのでしょうか。ルカ14:34》

ルカ14:33-35

1)   メッセージのサマリー

「塩が塩けを失う=“賜物”の真価を発揮できない」のは、“自分の世界”のなかに神様以上の存在を持っているからである。つまりそのような者たちは、神様から授けられたさまざまな“賜物”を、“たましいの必要”を完了させようとする“悪循環パターン”のために浪費し、その“真価”が発揮できるように相応しく“開発《役に立つように形造る》”することができず、神様の御心のために役に立つ者とはなれない。そのような“未開発”の“賜物”を抱えたままのキリスト者の“地上の人生”は、「真に価値あるものを創造する」ことのできるものにはならない。授けられた“賜物”の“真価”を発揮させ、価値ある“地上の人生”を生き抜くためには、“たましいの必要”を完了させ、さまざまな“賜物”に気づいて“おかれた場所”で“託された働き”に忠実に取り組み、それらの“賜物”を役に立つように“開発”していかなければならない。


2)   インスピレーション&アプリケーション

「自分の財産全部を捨てないでは」とは「自分にとって優先順位第一のものが神様以外にあるならば」という意味であり、「塩けをなくした塩」とは、「もともと備えられていた良いもの(賜物)が真価を発揮せずに価値を失い役に立たないものとなる」という意味であることを学んだ。せっかく授けられた良いものを、たましいの必要を完了させるために浪費しているならば、それ以上の無駄遣いはない。授けられた賜物の良さ、またその真価を良い働きのために生かすことができているのか、おかれた場所で磨き発展させることができているのか、今一度見直さなければならないと思った。そのためにはまず、自分の世界から神様以上のものを排し、神様だけが私の“たましいの必要”を満たし完了してくださる方であるという真実を日々受け取っていきたい。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神様以上の存在を持つ者は

授かった賜物を自分のために浪費し、

その真価を発揮することはできない。

© イエス・キリスト誠心教会

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