
A.K.
2025年6月29日
《Scripture84:『言っておくが、あの招待された 人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』ルカ14:24》
ルカ14:15-24
1) メッセージのサマリー
神様は「永遠のいのちを受け取る恵み」をはじめとした様々な“神の恵み”を、繰り返し何度も、人々(キリスト者・未信者)の前に差し出してくださる。しかし、その“神の恵み”を受け取ることができるのは、差し出された“恵み”の“真価”を“正しい価値基準”によって見極め、選び取る者だけである。それができない者たち、つまり差し出された“神の恵み”の“真価”を見極めて選び取ることができない者たちは、「自分の欲するもの=“たましいの必要”を満たせると思うもの」を選び、“神の恵み”がもたらす「良いもの」から遠ざけられる。差し出された“神の恵み”を正しく選択していくためには、神様とのやりとりの中で“たましいの必要”を完了させて“悪循環パターン”から解き放たれ、御心を見極めることのできる霊性の鍛錬に取り組み、自分の中に“真価”がわかる“価値基準”を立て上げておかなければならない。
2) インスピレーション&アプリケーション
私たちは一日に三万五千回もの選択をするという。目の前の選択肢から、私たちは何を選び取るのか。それは、「自分の今欲しいもの」つまり今現在、自分にとって最優先事項だと思っているものなのである。「優先順位の問題」は私自身もここ数年、鍛え上げられてきたことでもある。日々何を食べるか、何を着るかという選択はさておき、神の恵みとそうでないものの選択の場面では、自分の中に建て上げられた「正しい価値基準」を採用できるように、そして恵みの真価を見極めて受け取ることができるように、自分がなしやすい選択、たましいの必要を満たすと思い込んでいる選択肢を深く悟り、神様との絆の中で解決しておく必要があるのだ。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
必要を満たす“別の何か”ではなく
差し出されている“神の恵み”を選び取る。
必要なのは“真価”を見極める正しい基準。