
A.K.
2025年6月22日
《Scripture83:『その人たちはお返しができない ので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。』ルカ14:14》
ルカ14:12-14
1) メッセージのサマリー
人は、“世・よ”の価値基準での「報い=人からの評価」を受けることをエネルギーとして、“正しいこと=良い行い”と考えられることに取り組もうとする。しかし、そこで得た“報い”は、すぐに消費されて消え去ってゆく。私たちキリスト者は、“世・よ”で「価値あること」とされるものを“報い”<世の報い>として求めず、永遠に価値を失うことのない“真の報い”を得ることをエネルギーとして、“正しいこと=良い行い/良い働き”に取り組むことができる。そのためには、自分が“エネルギー=取り組む力”として“世・よ”的な価値基準での“報い”を求める“悪循環パターン”を理解し、その中核にある“たましいの必要”を完了させ、神様が私たちの“正しいこと=良い行い/良い働き”に対して“神の時”に最善・最良の“神の報い”を与えてくださる方であるという実体験を積むことが重要である。
2) インスピレーション&アプリケーション
人の評価を自分のエネルギーとする悪循環パターン。良い評価を得ているときこそ、薄氷の上に立っていると思うこと。良い評価はそのままエネルギーに変えられ、好循環だと勘違いして、その仕組みを維持する方向に陥りやすい。ここから見える“たましいの必要”の完了を神様に求め続けていくことが重要である。また、留学時代に出会ったクリスチャンの兄弟姉妹たちには、お世話になりっぱなし、奢られっぱなしであったが、救いのためにということ以外に、決して私からのお返しを期待するものではなかったことを思い出した。彼らは「私が日本に帰っても信仰を守り、ファミリーを築き、働きを担っているよ」という報告を何より喜んでくれると思う。それは彼らが天に召されてから知らされることなのかもしれないが、神様は必ず報いてくださる方であるという真実に喜びがあり、実際にエネルギーが湧いてくる。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
神様は必ず報いてくださる方。
この真実が私たちの楽しみとなり、
取り組み続けるエネルギーとなっていく。