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〜聖書「重要聖句」講解<7>〜

A.K.

2023年10月22日

《Scripture7 :「狭い門から入りなさい。」》

マタイ7:13

1)   メッセージのサマリー

この箇所は、高い目標設定(狭き門)とそれに相応しい努力(狭き道)を奨励するものであり、途中で妥協して目標を下げたり(大きい門)努力を怠ったりすれば(広い道)、それが結果に反映されるというのが一般的理解である。しかし、神様の教えでは、「狭い門・狭い道」とは、選び取り実行することが困難な“選択・決断・実行”であり、それは“自己中心”ではなく、“神中心”の世界観・価値基準・行動原理を選び取ることである。そして、「大きい門・広い道」とは、選びとり実行することが容易な“選択・決断・実行”であり、“神中心”ではなく“自己中心”の世界観・価値基準・行動原理を選び、自分の意思を最優先させて日々を生きてゆくことである。覚悟を決めて“神中心”の“自分の世界”をたてあげて生きてゆく選択をする者たちは少数であるが、“永遠のいのち”の中の“地上の人生”を祝福されて生きてゆくことができる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

「狭い門」から入り、「狭い道」を歩むことは容易いことではない。“神中心”に生きたいと願い実践しようとしても、“自己中心”に吸い寄せられてしまう。しかし、できないときに悔い改めてやり直すルートが用意されているところが、創造主なる神様の懐の広さである。そのルートがなければ、私は“神中心”に生きる日常を目指すことさえできないと思う。また、メッセージで語られた、「狭い門・狭い道=苦しみと困難の方を選ぶこと、というクリスチャンの中での誤解があるが、それは自罰的な歪んだ信仰である」という点も、気をつけなければならない重要なポイントであると思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神様の目に正しい道を歩むこと。

それは多くの人が選ばない狭い門・狭い道。

しかし特別な祝福と恵みがあふれる道。

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