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〜聖書「重要聖句」講解<63>〜

A.K.

2025年1月19日

《Scripture63 :『イエスは、これらのことを話しながら「聞く耳のある者は聞きなさい」と叫ばれた。』ルカ8 : 8》

ルカ8 : 8-10

1)   メッセージのサマリー

「聞く耳のある者は聞きなさい」イエス・キリストは、たとえ話をされるときにはこの言葉を繰り返し叫び続けている。それは「自らの選択による結果としての選別」の関門として、「たとえ話=“神の真理”への入り口」が用いられているからである。つまり“永遠のいのち”を受け“神中心”に生きる者たちは、「“神の真理”への入り口」を聞いて、さらにその先にある“神の真理”を深く悟りたいと希求し続け、その結果、“神の真理”を悟り受け入れる特権を神様から授けられる。一方で、全てを「自分のためだけ=“自己中心”」に生きている者たちは、たとえ「“神の真理”への入り口」に立ったとしても、その先の“神の真理”に至る道を歩もうとせず、悟り受け入れることなく恵みから遠ざかってゆく。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

たとえ話とセットで目にするイエス様の「聞く耳のある者は聞きなさい」の一言。これが神様が備えられた“神の真理”への入り口であり、つまり私たちが自由意思によって「選択」できる明確な分岐点なのである。備えられたこの機会は神様の恵みであり、弟子たちのように「繰り返し、尋ね求め続ける(尋ねた:エピロータオー)」者たちに、その先にある「神の国の奥義」を悟り受け入れることのできる特権を、神様は「何度も、繰り返し、許され、与えられている(許されている:ディドーミ)」のだ。私たちの求めに対し、神の真理によって応答してくださる神様。このことを改めて受け取ったメッセージであった。神の真理を「繰り返し、尋ね求め続ける」者、つまり自分の選択によって「聞く耳のある者」であり続けたい。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

“聞く耳のある者”には

神の真理を悟り受け入れる恵みが注がれ続ける。

© イエス・キリスト誠心教会

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