
A.K.
2024年12月8日
《Scripture61:『 聞いても実行しない人は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。』ルカ6:49》
ルカ6:46-49
1) メッセージのサマリー
世界は、これから『激変の時代』をさらに深化させてゆく。その流れに私たちもすでに巻き込まれており、確固たる土台を据えていないと、自分のしたいこと(自己中心)を基準にその場その場の対応をする他なく、その上に建て上げた“自分の世界”は濁流の中に飲み込まれてしまう。しかし、神様を「自分の世界の真の支配者=“優先順位”の#1」とし、『“神中心”の世界観・価値基準・行動原理』という深く掘り下げられた強固な土台を据えて、その上に“自分の世界”を建て上げているキリスト者は、“周りの世界”が激変し抑圧の力が強くなっても、押し流されずにしっかりと「良いもの=真に価値あるもの」として存続することができる。このように、“神の民”であるキリスト者は、その“使命”を果たすために、“激変する世界”の流れの中でも、押し流されない強固な存在基盤を持つ“自分の世界”を構築してゆかなければならない。
2) インスピレーション&アプリケーション
激変する世界の中、私たちが何を基準に判断し、どう行動するのか。教えを悟ったときに、一旦は古い世界観が顔を覗かせるとしても、「神様第一で価値基準と行動原理を組み直していく」この修正ができるかどうか。いつでも間違えずに自分で正しく歩まなければならないということではなく、間違えても修正できる、神様が教えてくださるという恵みになぐさめられる。目指すのは常に正しいことを選び行動し続けることではなく、ブレたときブレそうなときにも土台を確認し、元に戻る軸を神様にしているかどうか。改めて「みことばを聞いて実行する者」=“神の民”としてのアイデンティティーとその歩みを日々確かなものにしていきたいと思った。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
深く掘り下げられた“神中心”の土台。
“神の民”としての存在基盤。
激変する世界の中、流されずに残るのは
この上に建て上げられた“私の世界”。