
A.K.
2024年12月1日
《Scripture60: この後、イエスは出て行き、収税所にすわっているレビという取税人に目を留めて、『わたしについて来なさい。』と言われた。ルカ5:27》
ルカ5:27-32
エペソ2:10
1) メッセージのサマリー
取税人マタイ(レビ)は、自分の古い“世界観・価値基準・行動原理”が創り上げた『収税所=古い世界』に立て籠って生きていた。しかし、イエス・キリストと出会い、自らの“たましいの必要” を満たされたマタイは、それまでとは全く違う“行動原理”に基づく「新しい行動の実践」を積み重ね、神様から託された“使命”を果たす“地上の人生”を生き抜いていった。私たちが神様との“真の出会い”を果たすことのできる“場所”は、私たちの「“たましいの必要”がある場所」である。神様との“真の出会い”によって自らの“たましいの必要”を満たされた者たちが、託された使命を受け入れる決断をするとき、新しい“世界観・価値基準・行動原理”によって新しい“自分の世界”を創造し、「価値ある“地上の人生”」を生きてゆくことができる。
2) インスピレーション&アプリケーション
大きな神様の実体験により、すぐさま世界観を変え、新しい行動原理に基づく実践を重ね、他人から見ても180度違う人生を歩んだマタイ。この箇所から学ぶべきところは多い。神様は、大きな実体験の先にも、また同じように劇的な経験ではなかったとしても、私たちが置かれている人生のステージ毎に、自分が引きこもろうとしてしまう「砦=古い世界」を露わにしてくださる。成長の段階ごとに目の前に現れる砦を、マタイのように突破してさらなる自由と解放の実体験へとコマを進めるのか、はたまたパリサイ人や律法学者のように砦にこもったきりスルーするのか…。その分かれ道は、私たちが自分の小さな砦と向き合って、自分の世界を新しくする選択・決断・実行をするかどうか、なのである。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
私の小さな砦に神様をお迎えし、
そこで真の自由と解放を受け取る。
勇気ある一歩の積み重ねが
新しい私の世界を創り上げてゆく。