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〜聖書「重要聖句」講解<58>〜

A.K.

2024年11月3日

《Scripture58 :『主はわたしを遣わされた。捕らわれ人には赦免を、盲人には目を開かれることを告げるために。』ルカ4 : 18》

ルカ4 : 16-21

1)   メッセージのサマリー

イエス・キリストという歴史上実在した人物だけが、旧約聖書に預言されている、人間を『罪と死の法則』から救い出す“救い主=メシア”である。イエスは、自らがこの“救い主”であると「メサイア宣言」をなさった。そして《“創造主”なる“唯一の神”》から遣わされたメシアとして、人々に述べ伝えるための“神の国の福音”の本質を宣言された。それは、『イエス・キリストを信じた者は、神様によって“滅び”から救い出されて、“永遠のいのち”を与えられる。』という“束縛からの解放と癒しの恵み”を伝える「良い知らせ=Good News/Gospel」ということである。私たちキリスト者は、自分が今でもなお囚われている“束縛の仕組み”を理解し、それを打ち破る神様の“解放と癒しの恵み”の御業を実体験して、様々な“束縛”に囚われている人々に伝える働きに取り組まなければならない。


2)   インスピレーション&アプリケーション

イエス様が自分のことについて書かれた預言書を自分で引用して「メサイア宣言」をされたと思いこんでいたが、実際にはそうではなく、神様が全ての道筋をつけて導き、取り計らい、会堂管理者に指名されてイエス様が朗読されたのがこの箇所であったのだ。御心に従いたいと願う人たち、また時にはそうでない人たちでさえも用いて、ご計画がなされていくことに感動を覚えた。そして何より、福音の真髄を、イエス様ご自身が語られている場面であり、それが「解放と癒しの恵み」なのである。この御業を私たちが本当の意味で体験しないのは勿体なさすぎる。自らの束縛の仕組みを今一度確認し、今このステージで必要な解放と癒しを求めていきたいと思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

救い主が語られた福音の真髄、

“束縛からの解放と癒しの恵み”が

今日、私の世界に浸透してゆく。

© イエス・キリスト誠心教会

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