A.K.
2024年10月20日
《Scripture55 : イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではない。』と書いてある。ルカ4 : 4》
ルカ4 : 1-4
申命記8:3
創世記3:17-19
1) メッセージのサマリー
アダムが悪魔の誘惑に負けて人類にもたらされた“滅び”という束縛を打ち砕くために、イエス・キリストは神様の許しの下で悪魔から『荒野の誘惑』を受けられ、それを打ち砕き、“第二のアダム”としての役割を果たされて“救い主”となられた。
〜荒野の誘惑〈1〉〜
アダムが選択した“自分の力”で生きることの結果である「呪い、労苦、破滅の束縛」を打ち砕くために、イエス・キリストは神様の御教えで跳ね返して、“自分の力”ではなく“神の力”で生きることを選択した。人は、“生きるための力”を正しく選ばなければならない。“自らの力”で生きることを選ぶ者たちは、“自己中心”の“悪循環パターン”に陥り力尽きて倒れる。一方で、“神の力”によって生きることを選ぶ者たちは、備えられた“神の恵み”によって、祝福された“地上の人生”を生き抜いてゆくことができる。
2) インスピレーション&アプリケーション
これまでこの箇所は、人は「パン=物質」に満たされていれば生きていけるというわけではなく、神のみことばや恵み、目には見えない魂の救いがあって生きていける、という単純な理解をしていた。しかし悪魔の誘惑は、「自分の力で石をパンにして食物を得よ=“自分の力”で生きよ」というものであり、それに対するイエス様のご応答が「人は、“神の力”によって生きることを選択しなければならない」ということ、さらには「パンを得るためだけ=生きてゆくためだけ」に生きてはならず、託された使命を見出して生きることを選択しなければ、真の“生きる意味”を知ることはできないという、深いメッセージがあったことを学んだ。悪魔が何を聞いているかではなく、何のために聞いているのか、を理解せずには悟れない神様の真実であると思った。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
自らの力ではなく神の力によって生きる選択は
神様のものに満たされて託された使命に生きる
新しい道を拓いていく。