top of page

〜聖書「重要聖句」講解<53>〜

A.K.

2024年9月29日

《Scripture53 :『どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。』ルカ1 : 38》

ルカ1 : 11-20, 26-45

1)   メッセージのサマリー

神様は、21世紀の現在も、さまざまな方法で私たちキリスト者一人ひとりに直接語りかけ、メッセージを伝えてくださる。しかし、多くの人は、たとえ神様からの直接の“語りかけ=御言葉”を受け取ったとしても、自らの“バイアス=建て上げてきた価値基準”によってそれを「ゆがめて」判断しようとする。さらには、ザカリヤがしたように「本当なら確証(しるし)を見たい」と、神様に要求さえする。一方で、マリヤのように神様の語りかけておられる御言葉の真の意味を悟り、その通りになることを信じ受け入れた者たちは、神様が約束してくださった恵みを最大・最善・最良で受け取ることができる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

バプテスマのヨハネの父であるザカリアと、イエスの母となるマリヤの対比がとてもわかりやすかった。マリヤのように私も、神様の語りかけに対して、“Let it be.(その通りになりますように)”と、神様にまた御心に、素直に忠実でいられるだろうか。「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」自分の決断に対する不信感はあるものの、このようにありたいと願っている。それができるためには、まず「神様の語りかけを聞くことのできる場(デボーション、聖書通読、静思、礼拝メッセージ、賛美礼拝、断食、預言、その他など)に身を置く」ことを続けていく必要がある。また、疑問や心配があれば、それも素直に神様に伝えて良いということもマリヤから学ぶことができる。神様は私たちがどう思い、どう感じているかまでご存知なのである。そして、私たちが自分の持つバイアスによって不可能だと思ったとしても、神様はどんなこともおできになる方であり、御心はなされていくのである。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

自分のバイアスに気づき

神様に用いられる器として

“Let it be”を選択する者を通して

御心はなされてゆく。

bottom of page