
A.K.
2024年9月15日
《Scripture51 : 「それから、イエスは彼らにこう言われた。『全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を述べ伝えなさい。』」マルコ16 : 15》
マルコ16 : 15-20
1) メッセージのサマリー
天にお帰りになる直前、イエス・キリストは弟子たちに、全世界のすべての人々に“神の国の福音”を宣べ伝えるようにと命じられた。それは、“神の国の福音”を聞いて信じる者たちが“救い”を受けて“永遠のいのち”を与えられ、神様が世の終わりに創造される“新天新地”で神様と共に住むことができる“神の民”となるからである。当時の弟子たちに限らず、私たち一人ひとりのキリスト者が、この働きの拠点として置かれた教会を通して、それぞれに神様から託されている“良い働き”に取り組むことによって、その“神様のご計画”の一翼を担うことを神様から「命じられている」のである。そのような“大宣教命令”を遂行するために、“神の国の福音”を信じて救われ、その宣教に取り組む人々の働きには、様々な“しるしと不思議=超自然的な神様の御業の現れ”が伴うことを、イエス・キリストは教えられた。そしてそれは、現代の教会の働きの中でも確かに起こるものである。
2) インスピレーション&アプリケーション
「大宣教命令」と聞くと、実際に世界に出て宣教している友人たちの顔を思い浮かべながら、自分に何ができるのか圧倒されそうになるが、大事なのは、私たち一人ひとりが神様から託された固有の働きを通して、その大宣教命令に繋がる「一翼を担うこと」なのである。またこの働きは教会を通してなされるので、まずは私たち一人ひとりが教会に繋がることが大事であり、また全員が伝道師とならねばならないと思わなくて良いということに安心を覚えた。「まずは自分自身の中に神の国の根を下ろして拡げ、それが周りにも拡がってゆく」ことを胸に刻みつつ、神様のご計画と自分との繋がりを再確認し、この時代この国に生まれたキリスト者として、神様が託してくださっていることをもう一度、整理して使命を受け取り直したいと思った。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
神様のご計画の一翼を担う私たち。
任された働きに取り組む小さな日々が
神の国の拡大に繋がってゆく。