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〜聖書「重要聖句」講解<5>〜

A.K.

2023年10月8日

《Scripture5 :「求めなさい。そうすれば与えられます。」》

マタイ7:7-11

1)   メッセージのサマリー

一般的にこのみことばは、一心不乱に取り組めば道が開かれると理解されている。また、この“世・よ”で人が何かを与えようとするとき、与える側の都合(費用の最小化・利益の最大化)を基準として“与えるもの”と「与えるべき者たち」が決定される。しかし創造主なる神様は、私たちキリスト者が地上の人生で必要とする全てのものを、常に「私たちにとっての“最善・最良”」を基準として満たしてくださる。なぜならばそれは、“神様の絶対愛”が土台となっている“神の恵み”であり、私たちは「祈りと願い」を捧げることによって“必要の満たし”を願い求めることができる特権を持つ“神の子・神の民”だからである。私たちの側の責任として必要なのは、あきらめずに信頼して“恵み”によって必要が満たされることを神様に願い求め続けること、そして与えられた「神様の応答」の“最善・最良”を悟り受け入れ生かし切るということである。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

私たちは、自分の願いが叶わなかったり、祈りが聞かれず与えられなかったりすると、当然のことながらがっかりしてしまう。そしていつの日か、あきらめてしまい、真正面から祈り願うことをしなくなってしまう。しかしそこで大事なのが「あきらめない」ということ。「祈りと願い」を捧げることで、神様はそれを必ず聞いて受け取ってくださり、時が満ちて“最善・最良”の形で「祈りと願い」に応えてくださる、というこのやりとり自体が、私たち神の民に与えられた特権なのである。あきらめずに祈り続けられるよう、神様への信頼をさらに深めていきたいと思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

あきらめずに信頼して捧げる私たちの祈りと願い。

最良のときに最善の形で満たしてくださる神様。

このやりとりが私たちに与えられた特権。

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