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〜聖書「重要聖句」講解<46>〜

A.K.

2024年8月11日

《Scripture46 :「『主がお入用なのです。すぐに、また
ここに送り返されます。』と言いなさい。」マルコ11 : 3》

マルコ11 : 1-11
ゼカリア9 : 9
ダニエル9 : 25

1)   メッセージのサマリー

大事に慈しみ育ててきた「ろばの子」を、キリストの弟子が持って行こうとした時、初めはそれを咎めた所有者であったが、神様が“必要なもの”であり、“返されるもの”であることが伝えられると、その意味を理解し、自主的にその“必要なもの”を差し出した。イエス・キリストがその「ろばの子」に乗って『エルサレム入城』をなされたのは、「十字架と復活」で完了する神様の“救済の御業”の最終段階の始まりであり、旧約聖書の預言の成就であった。このように神様は、その御働きのために必要な様々な“良いもの”を、キリスト者の“地上の人生”に預けておられ、私たちはそれを感謝し、慈しみ、育んで「必要な時に役に立つもの」としなければならない。神様は、“神の時”にその“必要なもの”を用いられる。キリスト者が、神様から“預けられた恵み”を大切に育み、信仰を持って神様にお返しするとき、それは何倍もの祝福となって私たちへと返される。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

私たちが手にしているものは、全て自分で手に入れた自分のものだと思っていると、それを自分のために消費しても構わないものとして消費してしまう。しかし、実は全てがこの「ろばの子」のようなものであり、神様がその働きのために私たちに預けてくださっている“必要なもの”なのである。いつかお返しするときがくるものだと理解していれば、大事に管理し、慈しんで育まなければと思う。この思い一つで、全く違った結果になる。しかも、お返ししても、神様は何倍もの祝福となって返してくださる。「主がお入用なのです。」と言われるそのときのために、預かっている全ての賜物を大事に、慈しんで、育んでいかなければと思わされた。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

お預かりしたすべての良いものを感謝し、慈しんで、育む。

主が必要とされるそのときのために。

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