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〜聖書「重要聖句」講解<45>〜

A.K.

2024年8月4日

《Scripture45 :「だれでも人の先に立ちたいと思うなら、みなのしんがりとなり、みなに仕える者となりなさい。」マルコ9 : 35》

マルコ9 : 33-37

1)   メッセージのサマリー

ハリス副大統領は、公民権運動のデモに参加する母親の影響を強く受けて育ち、「権力の側に立ち、活動家を招き入れる」ことが政治家としての原点であるという。またトランプ元大統領は、「インチキで大統領から引き摺り下ろされた」ことへの復讐が今回立候補の動機であるとのこと。“世・よ”でリーダーとして立とうとする者たちは、それがどのような“働き”の場であったとしても、その最終目的は“自己実現”である。しかし、神様が“働き”のためのリーダーとして用いられる器は、「自分のため」ではなく「神様のため」に“働き”に就き取り組もうとする者たちである。そのようなリーダーたちは、“世的価値基準”に囚われることなく、神様の御心を成し遂げるためには「するべきことをする」ことのできる者として鍛錬され、成長してゆくことが求められる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

「誰が一番偉いか(=世的価値基準)」を論じていた弟子たちに、イエス様は、神の国のリーダーは「世的価値基準に囚われず、みなに仕える者となりなさい」と教えられている。世の中の常識や価値観を超えて御心のために立てられるのがリーダーであり、「みなに仕える者」とは、その人の望み通りに必要を満たす霊的公共機関になるということではなく、神様が望んでおられる通りにするという「神様(の御心)に仕える者」である、というメッセージが印象的であった。またこの箇所から、アニメ『キングダム』で隊長と隊員が集中して闘うことができるように「私がしんがりとなる!」と隊列の最後を引き受けたかっこいい女副隊長を思い出していたが、神様が御心のためにその人に備えられた賜物を発揮できるよう、自分が何をすべきかをよく祈り考え実践するのもリーダーシップだと理解した。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神の国のリーダーは、

世の価値観にとらわれることなく

御心ファーストでするべきことができる人。

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