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〜聖書「重要聖句」講解<4>〜

A.K.

2023年10月1日

《Scripture4 :「だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。」》

マタイ6:31-34

1)   メッセージのサマリー

「あすのことの心配(予期不安)」は、私たちの「いま」を束縛し、私たちを破滅へと導く「囚われの“悪循環パターン”」の起点である。生きてゆくのに必要なものの全てを、自らの力で手に入れるための営みに必死になり、常に“予期不安”に苛まれながら生きているからである。その“予期不安”の支配力から解き放たれるためには、神様を第一にとしてそのご支配に身を委ね、神様が備えておられる「最善・最良」のものを受けて必要を満たされて、覚悟を決めて“目の前の一事”に取り組むことが必要である。そうすれば、「あすのことの心配」から解き放たれた「恵みの好循環パターン」によって魂が強められ、「成すべき事を為す」ことのできる地上の人生を歩むことができる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

「あすのことの心配」がどれだけ私たちの「いま」を束縛するのか、影響力の大きさを改めて確認できた。自分の力でその不安を払拭しようと躍起になっていると、歩みを進めるために本来するべきことにエネルギーを注ぐことができなくなってしまう。この束縛から解放されて、そのエネルギーを正しいこと、本来するべきことに注ぐことのできる日常生活が、価値ある地上の人生を作っていくのだ。 ①神様のご支配に身を委ね、御前に正しいとされることを考え行う ②神様の最善・最良で必要を満たされる ③予期不安から解き放たれて日々の本来するべきことに取り組む このみことば順の3ステップを習慣化できれば、予期不安に苛まれそうになるときにも不安を乗り越え、好循環に戻ることができると思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

自分一人の力で守り抜こうとしなくても あなたの世界は決して壊れることはない。

私がその世界を守り支配しているから、信頼してまかせてほしい。

創造主なる神様がそう言っておられる。

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