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〜聖書「重要聖句」講解<37>〜

A.K.

2024年6月9日

《Scripture37 :「『別の種が良い地に落ちた。すると芽ばえ、育って、実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。』」マルコ4 : 8》

マルコ4 : 3 – 9 , 14 - 20

1)   メッセージのサマリー

蒔かれた種が育って実を結び、三十倍、六十倍、百倍の収穫を受け取るためには、どんな土地に種が落ちるのか、種を成長させるに相応しい地質かどうかが大切である。蒔かれた種とは、みことばであり神様の恵みであり、蒔かれた“私たちの世界”が改良されよく整えられた地となっていることが重要だということである。“自己中心”の“世界観・価値基準・行動原理”によって建て上げられている“世界=道ばた・土の薄い岩地・いばら=悪い地”では、神様が与えようとしている“恵み”は根づかず、育たず、収穫の“良い実”を結ぶことができない。一方で、神様が備えられた“最善・最良の恵み”を受けて“価値ある地上の人生”を生きてゆくために、私たちは“自己中心”との葛藤を乗り越えて軸を“神中心”に取り換え、“自分の世界”を“神の教え”が根づいて成長し実を結び無限に拡大してゆくことのできる“良い地”としなければならない。

  

2)   インスピレーション&アプリケーション

「道ばた=偶像礼拝」「土の薄い岩地=日常性バイアス」「いばら=ご利益信仰」という李師のみことばの解き明かしが興味深いと思った。また、自分の世界が“良い地”となるために、その地に雨を注ぎ、栄養を与えてくださるのは神様がなさることであるが、耕して柔らかい地にするのは私たちの役目である。蒔かれたみことばの種(神様の祝福)が、芽を出し、成長して、何十倍もの実をならせるのはまた神様のされることである。自分の受け持ちの分は、しかとやらねばと思わされた。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

私の持ち分を耕し柔らかい地にする。

そこでは蒔かれた恵みの種が

根を張り成長して実を結び、

何十倍もの祝福となって拡がってゆく。

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