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〜聖書「重要聖句」講解<35>〜

A.K.

2024年5月26日

《Scripture35 :「そこでイエスは十二弟子を任命された。」マルコ3:14》

マルコ3 : 13 – 19
マルコ4 : 10 – 11, 34

1)   メッセージのサマリー

一般的に“弟子”とは、特別な師弟関係の中で“特別なもの”を学び「身に付ける」人々のことである。世の中の師弟関係は、その価値を守るために一般公開をせず、閉じられた共同体の中で「特別なものを特別な関係を通して」伝えようとするものである。一方で神様は、全てのクリスチャンが “キリストの弟子”となり、神様からの特別な教えと訓練を受け、さらに最大限に新たな弟子を増やしてゆくことを望んでおられる。それは、“神の国の福音”という特別なものを、世代を超えて受け継がせてゆくためであり、そのような“キリストの弟子”たちが形成する共同体が“神の教会”なのである。私たち一人ひとりが、土台に神様と自分との深い関係を築き、その中でしっかりと御教えを学び、神様からの力を受けて、次世代の弟子を生み出す“キリストの弟子”となることが期待されている。

  

2)   インスピレーション&アプリケーション

「キリストの弟子として地上の人生を歩めることは、自分にとって喜びであり名誉」「神の家は一家相伝の仕組みであり、弟子として選ばれた者たちの集まりから流れ出していく恵み」「弟子を生み出すキリストの弟子となる」という李師を通して語られる神様のメッセージは、非常に力強いものであった。“神の子ども”とされていると同時に“キリストの弟子”ともされている私たち。そして教会というオープンな共同体である神の家に住まう私たち。他には代えられない“特別なもの”を次世代へと受け継ぐ特別な使命を託された私たち。これらの特別なアイデンティティーを自分のものとしながら、日常生活、地上の人生を歩んでいくことのできる特別な恵みに深く感謝、である。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

私たちが託されたのは

神様の特別なものを次世代へと受け継ぐ働き。

この真価を悟ったとき

今なすべきことがはっきりと見えてくる。

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