A.K.
2024年5月5日
《Scripture32 :「アルパヨの子レビが収税所にすわって
いるのをご覧になって、『わたしについて来なさい』と
言われた。すると彼は立ち上がって従った。」マルコ2:14》
マルコ2 : 13 - 17
1) メッセージのサマリー
マタイは、たましいの深みにある必要が満たされる実体験によって、すぐに最も大切なものを変え、新しい行動を選択し、託された良い働きに身を投じる、全く新しい地上の人生を歩んだ。このように、自らの“たましいの必要”を悟り、神様によってその必要を満たされた者たちは、神様を“第一優先順位=支配者”とした新しい“世界観・価値基準・行動原理”を構築することができる。そして、新しい“世界観・価値基準・行動原理”を土台にした“新しい自分の世界”を創造することによって、神様から託された“良い働き”に取り組む、祝福された“地上の人生”を生き抜いてゆくことができる。一方で、律法学者たちのように“たましいの必要”に気づいても向き合わない者たちは、たとえ“神様の絶対の愛”に出会ったとしても「必要のないもの」として行き過ぎてしまい、自らの古い“世界観・価値基準・行動原理”に留まり続ける“悪循環パターン”から逃れることはできない。
2) インスピレーション&アプリケーション
職業選択の自由のない世襲の世界で「罪人のかしら」として忌み嫌われる存在(取税人)であったマタイ。マタイにとってイエス様のこの一言は、価値ある存在として初めて認められた瞬間であり、選択肢がないという閉じ込められた世界から解放される自由を与えられた瞬間であったと思う。示された選択肢を前に、すぐさま自らの意志で選択した新しい価値基準と行動原理、そして新しい働き。神様が用意された“最後の1ピース”は、それぞれのたましいの必要に文字通りピタリと合い、この実体験が新しい良いものを選択する原動力となっていくのだ。「私もマタイ」本当にそうありたい。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
長い間 求めてきた 最後の1ピース。
神様が差し出されたピースをはめた瞬間、
新しい歩みを選びとる自由と力に満たされる。