A.K.
2024年3月3日
《Scripture24 :「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。」》
マタイ26:52
1) メッセージのサマリー
剣(身に帯びている力)を唯一の頼りとしていつもそれを用いようとする者は、いつか、さらに力のある剣によって打ち負かされ滅びる。
「事を為す」ためには、“力を帯びる”ことが必要である。それゆえに“世・よ”では、人々が軍事力、権力、経済力、知力などの“力”を奪い合っている。神様は、託された“良い働き”を成し遂げるために、私たちに“世・よ”にある“力”を含むさまざまな“力”を授けてくださる。しかし、私たちは、手にした“力”そのものを“唯一無二の武器”として頼り切ってはならない。そして、それを授けてくださった神様ご自身を唯一の頼りとして、正しい動機で、正しい用途で、また最善の時と方法で、それらの“力”を用いてゆかなければならない。
2) インスピレーション&アプリケーション
私がペテロであっても、敵がイエス様を捉えようとする緊急事態に、自分たちを守るため、事前に備えよと言われた剣を振るうのはここだ!と攻撃しまったかもしれない。(あるいは固まって動けなかったかもしれないが。)緊急時に目の前の状況に対して、手にしているもの手にできるもので反応してしまう姿は、誰にでも容易に想像できる。このようなときこそ立ち止まって祈り、どうするべきか知恵を求めることが大事だと思うが、私たち人間はこのように弱い者である。さらに大事なことは、ペテロのように間違えても、その結果さえ神様は良いことのために用いられ、私たちが唯一頼れるお方であるというその真実を、神様が弟子たちを通して教えてくださっているということである。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
力を手にするときにこそ
御心を探り、御力に頼り切る。
手にした力を 良い事のために
最適に用いる知恵が与えられる。