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〜聖書「重要聖句」講解<22>〜

A.K.

2024年2月18日

《Scripture22 :「世界中のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」》

マタイ26:13

1)   メッセージのサマリー

人は誰でも、それぞれの“世界観・価値基準・行動原理”によって「するべき価値があること」を設定して、それに取り組むことによって日々を生きているが、キリスト者の“地上の人生”には、神様が「真にするべき価値あること」を備えていてくださる。その「真にするべき価値あること」に取り組むためには、『神中心の世界観・価値基準・行動原理』によって“自分の世界”を建て上げていなくてはならない。“神中心”の価値基準を選択する者たちは、自分が手にしている恵みの「真の価値」を見極めて正しく用いることで、“真にするべきこと”を為し、神様の祝福を受け取ることができる。一方で、“世・よ”の価値基準(“自己中心”)に従って生きる者たちは、「物事の真の価値」を見極めることができず、それを用いて“真にするべきこと”を為すことはできない。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

「私たちは本当にするべきことを、本当にするべき瞬間にすることができるのか」という問いに対し、深く考えさせられた。私はこの香油の女性のように、備えられたその瞬間に「真にするべきこと」をそもそも見極められるだろうか。表面的な「良いこと」「よく見えること」のために、この弟子たちのような発言をしてしまうのではないだろうか。事実、このようなことをしてはいないだろうか。だがここで大事なのは完璧さではなく、人間の本質を悟った上で、御心に対して目が開かれその場に自分が置かれた意味を悟ることなのだと理解した。またこの女性のように「世の常識(儀式は男性が行う)に反したとしても、やるべきときにやるべきことを大胆に実行する」というメッセージに大いに励まされた。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

世の常識にとらわれず、

備えられたその瞬間に

真にするべきことをなす。

その者たちを通して

御心がなされてゆく。

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