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〜聖書「重要聖句」講解<19>〜

A.K.

2024年1月28日

《Scripture19 :「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、全ての国民にあかしされて、それから終わりの日がきます。」》

マタイ24 : 3-15, 30-31

1)   メッセージのサマリー

神様によって定められている人間の歴史の“終わりのとき(終末)”は、聖書によって教えられている真実であり、全てのキリスト者はそれを受け入れなければならない。私たちは、神様が定められた行程の全てを確定的に理解することはできなくとも、終末に向かうご計画の全体像を知り、その流れの中にある“いま”を理解することは、神様から託されている“時代を担う使命”を果たすために必要である。その中で最も重要な出来事は、イエス・キリストの再臨であり、その直前にはいくつかの象徴的な“しるし”が連続して起こることが教えられている。またキリストの再臨は、誰が見ても明白な様子でなされる、天にありまた地上に生きる全てのキリスト者の希望である。再臨と世の終わりに向かう前兆期であると考えられる今、私たちに託された使命は、一人でも多くの人を救いに導こうとしておられる神様の働きに、それぞれが与えられた賜物を用いて仕えてゆくことである。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

日常生活を送る中で、自分の地上の人生の終わりを考えることはあっても、人間の歴史の“終わりのとき”を意識することはなかなかない。しかし、神様のご計画の全体像を可能な限り理解し、また繰り返し思い出すことは、長い歴史の中の“いま”を生きる私たちがなすべきこと、託されていることを理解する意味で重要であることがわかる。このタイムスパンの中で、福音が「全世界に宣べ伝えられて、全ての国民にあかしされて」、「それから終わりの日がくる」ことが実現するというご計画も私たちの力になり、その前に誰にでもわかる形で「キリストの再臨」があることは、様々な前兆を目の当たりにする(経験する)激動の現代を生きる私たちにとって、揺るがない希望であるのだ。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神様のご計画の全体像が 私たちに希望と力を与え

この時代に託された使命を明らかにする。

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