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〜聖書「重要聖句」講解<15>〜

A.K.

2023年12月17日

《Scripture15 : あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。...そのうえで、わたしについて来なさい。》

マタイ19:16-26

1)   メッセージのサマリー

神様は、私たちの人生の必要な時に、自分の“生きる世界”を全く新しくすることができる“恵み”を備えていてくださる。そのような“恵み”を受け取るためには、創造主なる神様を自分の世界の支配者として受け入れ、その教えに従って行動し、委ねられた“働き”に仕えることを、自ら“選択・決断・実行”しなければならない。しかし私たちは、偽りの安心のために、“富の神=マモン”のような“神以上の存在=偶像”にいとも簡単に吸い寄せられ巻き込まれてしまう。“自分の世界”に“神以上の存在=偶像”を持つ者たちは、恵みの機会を逃して、“自分の古い世界”にとどまり続け、神様のご支配の中で祝福された地上の人生を生きてゆくことはできない。私たちは、たましいの深みにあるうえ渇きを明らかにし、満たしてくださる神様だけにおゆだねして、神様以上の存在に常に注意し排除していかなくてはならない。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

「私たちは、神様以上のものを除去することさえ、自分の力ではなすことができず、神様がたましいの必要を満たしてくださるという実体験があって初めて、偶像を排することができる。」というのは本当にその通りだと思った。この聖書箇所の役人のようなことは、私たちにとって簡単に起こり得ることであるが、そもそも神様以上の存在に気づかずして、私たちが“生きる世界”は新しいものとはならない。自分にとっての偶像に気づき、真の必要を満たしてくださるのは神様しかいないことを覚えて、日々、自分の世界の支配者を確認し、その上に行動を選び取ることが重要であると思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

自分の世界の偶像に気づき、たましいの必要を神様にだけ求める。

この日々が私を新しい世界へと導き入れる。

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