A.K.
2023年12月10日
《Scripture14 : 創造者は、初めから人を男と女に造って、『…ふたりは一体となる』と言われたのです。》
マタイ19:4-6
1) メッセージのサマリー
世界でも日本でも、「安易な離婚」を許容し、「“男と女”以外の結婚」を認めなければならない世の流れがあることは確かである。しかし、創造主なる神様は、人間を「男と女」に創造されて、それが結婚によって一体となり「新しい良い世界」を創造する“家族”という仕組みをお造りになった。このみことばは、特別なケースを除き、最初から離婚をトラブル解決の方法としてはならないという教えであり、またLGBTQといった現代のテーマに答えるものでもある。世の流れがいかなるものであっても、私たちは神様の教えに従い、キリスト者としての矜持を保たなくてはならない。このテーマに直面する際には、目の前の人がなぜその世界を作るのかという深い知見が必要である。
2) インスピレーション&アプリケーション
神様がお造りになった世界を通して私たちにもたらされたものは、正しい秩序の中で味わう真の自由である。そのよき秩序と規律があるからこそ、私たちは自由を味わうことができるのであって、無秩序の中では不安が増幅してしまう。性的多様性のテーマは、たましいの問題であるとともに、ジェンダーの役割や特徴といった画一的すぎる価値観から生まれた社会の問題でもあるのではないかと思った。重要な柱が確立していると、本当の多様性を尊重し合うことができる。よき秩序の中で、真の多様性を味わい、お互いの個性を尊重し合う、神様が造られたのはそういう世界だということを思わされた。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
創造主が造られたのは、
無秩序の中にある自由奔放ではなく、
よき秩序の中で真の自由と多様性を味わう世界。
現代のテーマにも御心を求めて生きる世界。