
A.K.
2025年10月26日
《Scripture101:『この杯は、 あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。』ルカ22:20》
ルカ22:7-23
1) メッセージのサマリー
“過越の祭り”の本来の意義は“子羊の血”によって神の裁きから救われたことを祝うことであった。イエス・キリストは「過越の子羊として屠られる=十字架にかけられる」前に弟子たちと共にとった“過越の食事”を通して、十字架にかけられるご自身のからだと血潮により過越の祭りが成就される「新しい契約」のしるしであると宣言された。 キリスト者は、この「イエス・キリストの十字架の御業=新しい契約の始まり」の真実を悟り、それを受け入れて次世代へと伝えてゆかなければならない。聖餐式は、そのために代々の“神の教会”で行われている典礼である。一方で、“自分の世界”の中に“神様以上の存在=偶像”を持つ者たちは、そのような神の恵みである“新しい契約”を最終的に受け入れることができない。キリスト者はその真実をも多くの人々に伝えてゆかなければならない。
イエス・キリストが十字架の上で「裂かれた肉・流された血」によって「神の過越し=罪の赦しと新しい生き方の始まり」が完成する“新しい契約=新約”
2) インスピレーション&アプリケーション
パンとぶどう酒による聖餐式の持つ意味、また、実際に子羊を屠らなくても、イエス・キリストの十字架の御業によってすでに完成されている新しい契約の恵みを深く学び受け取るメッセージであった。「私たちは神の裁きを過ぎ越す、新しい契約を結んだ神の民」なのである。このイエス様を通して一方的な恵みとして与えられた新約は「契約」なので、自分の意志で受け取る者のみに適用される。拒む者ではなく受け取る者が一人でも多く起こされるように、伝えていかなければならない。そのことは、他でもない神様ご自身が強く願っておられる。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
十字架によって与えられた新しい契約
差し出された恵みを自分のものにし
その恵みを拡げていく 私も神の民