
A.K.
2025年10月19日
《Scripture100:『十二弟子の ひとりで、イスカリオテと 呼ばれるユダに、サタンが入った。』ルカ22:3》
ルカ22:1--6
申命記30:16-20
1) メッセージのサマリー
ユダヤの指導者たちが過越・種なしパンの祭りの間に民衆の暴動を避けて「イエスを殺すための良い方法」を見つけられないでいたところに、悪魔は「金銭を偶像(神様より大切なもの)とする」というユダの心に強く働きかけ「金銭を手に入れるためにイエス・キリストを裏切る」という“悪しき業”をなすことを選択させるために誘惑した。「ユダに、サタンが入った」というのは、心から求めているものを与えるという悪魔の誘惑を、受け入れる素地(偶像)を持つユダが、実際にそれを受け入れたという選択の瞬間である。ユダのように“自分の世界”に“神様以上の存在=偶像”を持つ者たちは、「罪の誘惑=偶像が差し出すもの」に無力であり、それを拒絶することができずに、悪魔に誘惑されてその“悪しき業”に加担することを自ら選択してしまう。神様は、キリスト者がそのような「死、のろい」の道を選ぶことなく、《“創造主”なる“唯一の神”》だけを“自分の世界”の唯一の支配者として生き、約束された「いのち、祝福」の道を選択することを望んでおられる。
2) インスピレーション&アプリケーション
私たちの中に神様以上の存在である“偶像”があるならば、ユダと同じことが起こり得る、というメッセージ。自分の思いや行動が悪魔に利用されていないか、目の前の状況は悪魔が喜んでいることではないか、自分の世界に“神様以上の存在=偶像”となっているものはないか、常にチェックする必要がある。しかし、悪魔の“悪しき業”さえも用いてイエス・キリストを十字架につけることで“救いの御業”を成就された神様。真実を見極める目を養い、文字通りの“すべて”を支配しておられる創造主なる神様だけに信頼していきたい。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
神様以上の存在は私たちを滅ぼし
創造主なる神様は私たちを生かす。
祝福の道は自らが選択できる。