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〜2025年のテーマ〜

A.K.

2025年1月12日

《『実を結ぶ』〈II〉》

ピリピ1:9-10
2コリント4:7
1ペテロ3:3-4

1)   メッセージのサマリー

“世・よ”には、「価値のないもの」が満ち溢れ、人々は、それらを「創造する」ことに人生を浪費している。なぜなら、彼らは“真に価値あるもの”を見極める基準を持たず、手に入れた「価値ある、と思っていたもの」がすぐに色褪せてゆく恐怖に怯えながら、常に「新しい価値の創造」へと追い立てられてゆくからである。一方で、《“創造主”なる“唯一の神”》の支配に従い、“神中心”の“世界観・価値基準・行動原理”によって生きるキリスト者は、何が「神様の御前に価値あること」なのかを見極め、その「真価を創造する」ための働きに取り組み、「実を結ぶ」“地上の人生”を生きることができる。そしてそれは、世の人々が望んでも手にすることができない、私たちキリスト者に与えられた神様からの特別な恵みである。


2)   インスピレーション&アプリケーション

「自分のために生きる」という私たちの「土の器」の中に、すでに「真に価値あるもの」が置かれているのは、価値あるものが神様からのものだとわかるためである、というメッセージが特に心に響いた。この「土の器」は私たち人間の脆い肉体そのものでもあるが、それが潰え去ったとしても、神様の宝、引き継ぐべき良きもの、働きは、いつまでも残っていく。それこそ真に価値あるものであるというインスピレーションを受け取った。

また1ペテロの箇所からは、「神様の御前に価値あるもの」は、自己価値を高める外面的なものではなく、「柔和で穏やかな霊」であることを学んだ。これは神様を信頼して委ね、自分で何かを成し遂げようとしない平静さ、その結果としての深みのある穏やかさ、ということであった。

程遠い現状ではあるが、深みのある穏やかさを目指し、世の価値観に縛られずに「神様の御前に価値あること」を見極めて選択し、良きものを受け継ぎ・引き継いでいくことのできる器として整えられていきたいと思った。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

自分の世界の中心に神様がおられること。

これこそが神様の御前に価値のあるもの。

私たちが誇れる、いつまでも残るもの。

© イエス・キリスト誠心教会

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