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“絶望の時代”のただ中を“希望”をもって生き抜く<1>

A.K.

2023年7月16日

《“希望”を生み出す“スピリチュアリティー・霊性”の土台》

ローマ5:2-5

1)   メッセージのサマリー

国内における経済格差の指標となる相対的貧困率は、日本では6人に1人が相対的貧困であることを示している。この割合は先進国の中でもっとも高く、G7の中でもワースト1位であることがわかっている。このことは、未来に対して希望を持てず、今生き延びるためにはどんなことでも選択するという若者が増えていることを示唆している。しかし、“永遠のいのち”を受けた私たちキリスト者にとって、“地上の人生”で経験する困難は、忍耐力を養い、相応しい霊性を建て上げるために益として用いられる。そして、整えられた霊性に注がれる「神の愛」は、私たちに“希望”を灯し続け、その“希望”が生きるエネルギーとなってゆく。絶望の時代にあっても、私たちキリスト者は、将来への健全な“希望”を常に抱いて、喜んで“地上の人生”を歩んでゆくことができる。

 

2)   インスピレーション&アプリケーション

政治、経済、社会とどの切り口から見ても、日本の未来には不安しかないように見える。しかし、「絶望の時代だからこそキリストにある希望が力を与える」というメッセージの言葉通り、どんな場所にいても何をしていても、私たちは神様がくださる希望とともに歩むことができる。“永遠のいのち”を受けた私たちが行き着く先は天の御国であり、それまでの一瞬一瞬が今生きている“地上の人生パート”である。様々な困難も永遠の時間軸では一瞬のことであり、また困難を通して私たちの品性が練られ、良いことに用いられるという真実は、まさに私たちに希望と生きる力を与えるものだと思った。

 

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

困難を通して磨かれた器に宿る希望は、決して失望に終わることはないと

神様が約束してくださっている。

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