
A.K.
2023年7月30日
《“希望”を保ち続けるための“ヴィジョン・vision=幻”を持つ》
創世記12:1-2, 5
創世記15:5-6
1) メッセージのサマリー
“希望”のエネルギーを保ち続けるためには、神様の備えられた“良いもの”をはっきりと見ることのできる“ヴィジョン・vision=幻”を持つ(未だその姿が見えないものを、実在するものとして認識する)ことが必要不可欠である。初めは自分の願いから始まるとしても、神様を支配者とする日常生活の中で、神様に全てを委ね切る“覚悟”を持つ者に、“ヴィジョン・幻”が与えられる。そして、アブラハムのように与えられた“ヴィジョン・幻”を信じて、それに従って進んでいくという選択があって初めて、見た通りのことが現実になってゆく。このような“ヴィジョン・幻”は、キリスト者が“希望”をエネルギーとして“地上の人生”を生き抜いてゆくための「道標・みちしるべ」となる。
2) インスピレーション&アプリケーション
アブラハムは「今の安定した生活を捨てて、新しい地に行って新しいことを行いなさい」という神様からのご命令に従い、約束の地カナンに移住した。そこで、困難に遭っていたアブラハムに対して神様が見せてくださったヴィジョンを、アブラハムは信じて義とされた。このような選択ができる神様との信頼関係を深め、その信仰生活の中で神様が見せてくださるヴィジョンを、目の前のことや短期的な計画だけに囚われることなく、もっと求めていきたいと思わされた。また、神様は御心のご計画に、私たち一人一人を用いようとしてくださる方であるということも、しっかりと留めておきたいと思った。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
神様は、全てを委ね切る者たちに
道標として備えられた良いものをはっきりと見せてくださる。