A.K.
2023年8月27日
《「やり遂げる」ことを完結する》
詩篇199:96
1コリント4:3-5
1) メッセージのサマリー
私たちキリスト者にも、神様から託された“するべきこと”への取り組みを「やめる」という決断をする時が必ずやってくる。取り組み始めるときはそれほど難しくないが、終えるのは難しい。なぜならば、取り組んできたことの評価を世的な基準でなし、未達成感があると終わりを受け入れることができないからである。しかし、正しい選択ができるために必要なことは、神様が全ての物事に終わりを備えてくださっていることを受け入れる勇気と、それまでに成し遂げてきたことを「神の国のスケール(尺度)」で判断できる評価基準を身につけていることである。神様は、私たちが神様のために「忠実に・正しく」取り組んだ私たちの“働き”を、正しく評価して報いてくださる。
2) インスピレーション&アプリケーション
託されたことも含め、全ての物事に必ず終わりがあるという真実は希望でもあると思う。それを何がなんでもずっと続けなければならない、という束縛から解放してくれるからだ。また、取り組んできたことを「やめる」という決断をするときに、世的に評価すると、「うまくいかなかった・できなかった・失敗した」ということだったとしても、そこまでのプロセスを含めて神様が評価してくださり、必ず終わりがあることを知っていれば、取り組む力も増し注がれ、また爽やかな終わりを迎えられると思った。それが、「他者評価による自己評価の構築という悪循環パターンへの囚われ」から解放されるということなのだと思う。
3) メッセージから紡ぐフレーズ
思いもプロセスも結果も 神様が評価してくださる。
その通知表だけを受け取って 備えられた終わりのときを受け入れる。