“するべきこと”をやり遂げる＜2＞

1)   メッセージのサマリー

“するべきこと”の最終目標を達成するためには、目の前にある「“いま・ここで”するべきこと」を“正しい優先順位”によって選択し、集中して取り組むことが必要である。

人は、「したくないこと」から回避するために“するべきこと”を「できること・したいこと」によって “優先順位”を置き換え、「“いま・ここで”する必要のないこと」を選択してしまう。しかし、私たちキリスト者は、神様がこの世界の支配者であるという世界観によって、「“いま・ここで”するべきこと」の“正しい優先順位”を組み直すことができる。そして、世の人々がすべきと考えていることに囚われず、神様が示される “正しい優先順位”に従って、集中して取り組むことができれば、鍛錬や再評価を経て、神様が備えられた働きの実に導かれてゆく。

2)   インスピレーション＆アプリケーション

するべきことがすでに目の前にあるのに、そこから回避するために別のことをしてしまう、というのは非常に耳が痛い話ある。“正しい優先順位”に組み直し、それに従って「“いま・ここで”するべきこと」に集中する、というのは、自分自身、苦手であるがゆえに、意識して取り組んでいることでもある。私がこれまで学んできた“正しい優先順位” の一つに、健康管理がある。その目的は、「託された役割を十分に担えるように」ということである。目的を再確認すると、いい加減にではなく、襟を正して取り組まなければならない、優先順位の高いものとまた気づかされる。“目的”と“正しい優先順位”を行ったり来たりしながら、実際に行動を積み重ねることが大事だと思わされた。

3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神の国にふさわしい優先順位を持ち、いまするべきことに集中して取り組む。

この日常生活が神の国を広げてゆく。